■ミニラグビーとは■
大人のラグビーが1チーム15人でプレーするのに対し、小学生向けのラグビーは5・6年生が9人、3・4年生が7人、1・2年生が5人で1チームです。これを”ミニラグビー”と呼びます。ミニラグビーはこの人数でほとんど大人のラグビーと同じルールで行われますが、スクラムは押さないこと、パイルアップ(倒れた子供が重なり合う事)はすぐ笛を吹いて試合を止めること、2年以上上級の学年とは決して試合しないこと(普段は同じ学年としか試合をしません)など子供がプレーしても危なくないように配慮されています。また試合時間が短いこと(最長で15分ハーフ程度)も事故の防止に役立っています。プレーの人数が少ないので少年にラグビーを指導するには最適な「ランニング、ハンドリング主体」のゲームとなり、しかもトライが取り易くてスリリングなゲームです。
なお中学生にはジュニアラグビーと云って12人制で段階的に大人のラグビーへの発展を見据えたルールが採用されています。
■こんなクラブです■
岬ラグビースポーツ少年団は岬町のスポーツ少年団本部に所属していて、春の結団式・スポーツテスト、秋の交流大会、冬のファミリーマラソンなどの行事では他のスポーツ少年団との交流も行います。また同時に大阪ラグビーフットボール協会にも加盟していて、府下にある 約30のラグビースクールとの交流や、近畿地区のラグビースポーツ少年団の大会での交流を行っています。その他の行事として2泊3日の夏合宿やクリスマス会があります。
卒団生は高校、大学、社会人チームで活躍しています。特に社会人リーグの最高峰「トップリーグ」では4名の選手が奮闘中です。男子だけでなく女子選手も各カテゴリーで頑張っています。
普段の練習は、淡輪にある「キリスト教短大セミナーハウスグラウンド」(国道26号線の「淡輪北」の信号を海側へ折れて南海本線を渡るとすぐ左)で毎週、日曜日の朝9時半から12時まで行っています。
■クラブの方針■
「子供がラグビーを通じてスポーツを好きになり健全に育つこと」が目的ですのでゲームの勝利にはあまりこだわりません。体力のない子供でも長く続けるうちに自然と体力がつき、何事にも積極的に取り組めるようになります。岬ラグビーでは、練習に積極的に参加している子供なら誰でも必ずゲームに出てラグビーを楽しむことができます。
■入団するには■
年中、入団を受け付けています。練習の見学や体験もできます、ホームページでクラブのスケジュールをご確認の上、運動の出来る服装で来ていただければOKです。misakirugby@gmail.comへお気軽にお問い合わせください。
入団を希望される方は、グラウンドの横で父母会の役員さんがいつも待機してくれていますので入団申し込み用紙を貰ってください。直接コーチに申し込んでいただいても結構です。
小学部の入団申込書はこちらからでも印刷・ダウンロードできます。→
中学部の入団申込書はこちらです、印刷・ダウンロードできます。→
■費用■
入団すると最初に費用がかかります。以下の数字は一部変動がありますが初期費用の目安にしてください。
●入団諸経費¥3150(スポ少登録料¥2350+安全保険料¥800)ただし年度の途中の入団は割引します。
●入団時に必要な物
@試合用ラグビージャージ(エンブレム付)\7200:サイズ110〜150・S・M・L・O〜
Aストッキング(黒に赤のライン)\1000:サイズ16〜18cm・19〜21cm・22〜24cm・25〜29cm
Bゼッケン\1000(学年によって黒赤緑の3色に色別しています)
@〜Bは、チームオリジナルですので、入団時に購入していただく商品です。
☆ラグビーパンツ(白)\1700〜:サイズJS・JM・JL・JO(団で購入される場合の金額です。他での購入も可能・どこのスポーツ店でも売っています)
☆ヘッドキャップ(白)\3400〜:サイズS・M・L(団で購入される場合の金額です。他での購入も可能)
☆アンダースパッツ(どこのスポーツ店でも売っています)
☆ラグビーシューズ(サッカーシューズでもOKです)
※ラグビーシューズ、スパッツ等も注文可能です。シューズ・ヘッドキャップは団の予備がありますので購入までの間、サイズ等が合えば貸し出すこともできます。父母会までご相談ください。
●団費 小学生は¥2500、幼児は¥1000です。団費は2カ月に一回ずつ¥5000(幼児は¥2000)を徴収します。
兄弟割引については:団員2名の場合…4500円/月、団員3名の場合…5500円/月、団員4名の場合…6500円/月です。
●その他 夏の合宿には交通費、宿泊代が必要です。
入団したら必要なもの一覧はこちらから印刷・ダウンロードできます。→
■海外遠征■
岬ラグビーではコーチ有志が小5・小6・中学生・父母会の希望者を率いて香港遠征(4度)、オーストラリア・シドニー遠征(2度)、ニュージーランド遠征(2度)を行っています。現地では国際試合の観戦、香港やタイ・イングランド・シドニー・ニュージーランドの少年達との親善試合やホームステイなどの貴重な体験をして帰ってきています。今後もこのような素晴らしい交流を続けていきたいと考えています。
岬ラグビースポーツ少年団規約
2009年 3月29日改正
第一章 名称 |
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第1条 |
本団は岬ラグビースポーツ少年団(以下団という)と称し、岬町スポーツ少年団に所属する。事務局は団長宅に置く。 |
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第2条 |
大阪府ラグビーフットボール協会に加盟する。 |
第二章 目的及び活動 |
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第3条 |
本団はラグビーフットボールを通じて、明るく正しい運動の機会を与え、健全な心身の発達を図ることを目的とする。 |
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第4条 |
前条の目的を達成する為に、毎年4月1日より翌年3月31日までの期間次の活動を行う。
1)他のラグビースクール及びスポーツ少年団との親睦交流
2)ラグビーフットボールの練習と試合及び観戦
3)合宿等の野外活動 又、岬町スポーツ少年団主催の行事への参加
4)その他目的達成に必要な事項 |
第三章 団員 |
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第5条 |
1)本団の団員は、普段の活動に参加可能な地区に在住する小学生、中学生とする。
2)未就学児童又は中学校卒業以上の希望者については別途決定する。 |
第四章 父母会 |
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第6条 |
1)団員の保護者を父母会会員とする。
2)本団の運営は役員が行い、父母会はこれを援助する。 |
第五章 役員 |
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第7条 |
本団に次の役員を置く。
1)団長、副団長、指導委員長、運営委員長及び指導員。
2)父母会会長、副会長、及び会計。 |
第六章 役員の選出 |
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第8条 |
毎年3月期総会に於いて選出を行い、任期は1ヶ年として再任は妨げない。 |
第七章 役員の任務 |
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第9条 |
役員の任務は次のとおりである。
1)団長は団を代表して、管理、運営、指導の職務全般を司る。又、岬町スポーツ少年団の役員と して、岬町内の他団との交流親睦に当たる。
2)副団長は団長を補佐する。
3)運営委員長は団活動全般の管理、運営を行う。
4)指導委員長は団員の練習、ゲームの技能指導を行う。又、運営上の協力を行う。
5)指導委員は、団員の技能指導を行い、又運営上の協力を行う。
6)父母会役員は父母会を代表し団の運営に協力する。
7)父母会会計は団の金銭出納に関する業務を行う。
8)父母会班長は父母会会長、副会長の指示により、運営に必要な業務を分担する。
9)本団の役員は少なくとも1年に2回総会を招集し、安全対策、連絡事項、指導問題等、活動に 必要な事項についての協議を行うものとする。
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第八章 会計 |
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第10条 |
団費等の会計は次のとおりである。
1)団の会計は入団金、団費、補助金を以って賄う。
2)団費は一家庭で次のとおりで、2ヶ月毎に納入する。これ以外に備品購入等で特別会費を徴 収する場合もある。
団員1名の場合 2,500円/月
団員2名の場合 4,500円/月
団員3名の場合 5,500円/月
団員4名の場合 6,500円/月
幼児の場合 1,000円/月
3)入団金は岬町スポーツ少年団の定める所とする。
4)会計年度は毎年4月より翌年3月とする。
5)目的の行事(合宿、遠征、レクリエーション等)に必要な交通費及び費用はその都度実費の一 部を徴収する。
6)既納の団費は返還しない。
7)指導員の公的出張に対して1回につき2,000円を支給する。但し、実費がこの金額を超える場 合は実費を支給するものとする
8)毎年年度末時点の繰越金の25%(但し前年度より繰り越した準備金を除く)を団の記念事業 向け準備金として留保する。
9)中学生に対しては別途定める入団金のみを徴収し行事への参加時に都度実費を徴収する。
10)その期内で、活動費の不足が生じた場合、記念事業向けの準備金を一時的に使用する ことが出来る。但し、年度末に赤字で返還できない場合は総会で承認を得る。
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第九章 休団及び退団 |
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第11条 |
健康上及び急を要する理由以外の長期休暇は、前月末までに申し出ること。この場合にのみ、既納団費を繰越することが出来る。 |
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第12条 |
退団については退団の届け出をもってこれを決定する。 |
第十章 経費の負担 |
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第13条 |
入団する為に要する経費及び第4条に於いて生じた災害の医療費その他個人に帰する経費は団員の負担とする。事故等については応急処置とし、スポーツ保険の加入を義務付けるものとする。 |
第十一章 事故に対する責任範囲 |
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第14条 |
団員を指導する指導員及び父母会役員は全て無償の奉仕活動を行っているものであり団活動(付随関連する一切の行動)の全てにおいて発生した傷害及び死亡事故に対しては、スポーツ安全傷害保険(損害責任保険付)あるいは適応可能な自動車保険などの範囲内で解決することとし、それ以外に団や特定の関係指導員、父母に対して、一切の保障や法的責任を求めない事を誓約し、これを入団の条件である事を認めるものとする。 |
第十二章 慶弔 |
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第15条 |
他団の祝賀会の祝儀は交流に応じ支出する。 |
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第16条 |
団員及び指導員本人が入院した場合は、見舞金5,000円を支給する。 |
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第17条 |
弔事については次のとおりとする。
1)団員及び指導員本人の場合は、弔慰金10,000円を支給する。
2)団員及び指導員本人の同居する家族の場合は、弔慰金5,000円を支給する。 |
第十三章 個人情報 |
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第18条 |
団活動中の団員の怪我や発病に際し、病院等医療機関に団員を連れて行き診察を受けさせるほうが良いと考えられる場合には、必要に応じ次のことを認める。
1)必要な範囲に限って、団が把握している団員の健康管理上の情報を医療機関に伝える。
2)団が医療機関から、団員の怪我や病気の状況、治療内容あるいは団がわきまえるべき注意事項について説明を受ける。 |
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第19条 |
ホームページへの個人情報を含む写真掲載を認める。 |
第十四章 その他 |
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第20条 |
団員及び保護者は入団の際にこの規約に同意するものとする。 |
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第21条 |
規約の改正は総会の議決による。 |
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第22条 |
この規約に定めなき場合は、役員会の協議によって決定する。 |
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団の規約はこちらからでも印刷・ダウンロードできます。→
岬ラグビースポーツ少年団 指導方針
指導委員長 2015年4月 一部修正
1 目標
1)ラグビーを通じてスポーツの楽しさ、面白さを理解し個人のスポーツ能力を高める。
2基本方針
1) 楽しく、自分から進んで練習をする。挨拶(おはよう、ありがとう、さようなら)や返事がきちんとできるようにさせる。
2) ラグビーの個人技能(スキル)を高める。ボールの扱い(ハンドリング)を完全なものにする。
3) 勝利至上主義でなく、ゲーム出場のメンバーは練習参加の多いものを最優先させる。(ラグビーは格闘技なのでけがの防止のためにもこれは必要である。各個人が上手になり、チーム力がアップすればスポーツは楽しいものになる)
4)一人一人が自分の考えを持ち、それを表現できる環境を作り、チームワークを育てる。
3 学年別達成目標
幼・1・2年:こけても泣かない。(地面を怖がらない)挨拶、返事ができる進んで練習にくる。熱中できる。
3・4年:アタックでもディフェンスでも前へ出れる。パスができる。タックルができる。
5・6年:FWプレー、BKプレーを理解しルールを理解する。"すべてのプレーヤーにすべてのスキルを"というミニラグビーの目標を達成する。
中学生:ハードなラグビーを楽しむ。
注釈:ラグビーの4要素
@ゴー・フォワード(GO FORWARD) 前へ出て
Aサポート(SUPPORT) お互いに支援し
Bコンティニュイティー(CONTINUITY) 継続して戦い
Cプレッシャー(PRESSURE) 相手に圧力をかける
これを行うために
@フィットネス(FITNESS) 体力
Aインディビデュアルスキル(INDIVIDUAL SKILL) 個人技能
Bユニットスキル(UNIT SKILL) 局面技能
Cチームスキル(TEAM SKILL) チーム技能
が必要になる。これを段階的に教えていく。
4 月別練習課題
4・5月: 1)基礎体力の養成、2)個人技能(@ハンドリングAランニングBコンタクトCキック)
6.7月: 1)基礎体力の養成、2)ポジション別技能(FW,HB,TB)、3)ユニットスキル(FWプレー、BKプレー)
8・9・10月: 1)ポジション別練習、2)チーム練習、3)キャプテンシー
11・12月: 1)試合で見られた弱点の是正、2)個人の強化ポイントの指導
1・2・3月: 1)基礎体力の養成、2)ポジション別練習、3)チーム練習
5 練習時間
以下は標準的な目安であり、月別、学年別で変動する。
9:15 集合
9:30 整列、挨拶、練習の注意、伝達事項
9:40 ラグビーサーキットなど基礎トレーニング(全学年合同)
10:30 学年別のスキルを中心とする練習
11:45 整列、伝達事項、挨拶
12:00 解散
上記の時間以外について、複数のコーチと父母会のサポート体制を確保し、指導委員長の了承を得たうえで、本指導方針に逸脱することなく強化練習を実施する。詳細については、該当学年に事前に連絡する。
6 その他
1)出席について
毎年度末に個人出席優秀表彰を行います。学校行事による欠席はその旨とどけてくだされば公休扱いとします。
2)合宿について
全員参加を原則とします。特に高学年は必ず参加するように配慮してください。
3)家庭での指導について
良いゲームで、たくさんの良いプレーを見ることが非常に有益です。できればテレビで見せてあげてください。また、簡単なルールや指導理論の父母向け講習会を開いていますのでふるってご参加ください。
4)合同チームについて
一学年でチーム編成できない場合、ゲームを多く経験しよりラグビーを楽しむために、他学年や他スクールとの合同チームを編成することがあります。それに伴い、合同練習を実施することがありますので、ご協力をお願いします。
以上
指導方針はこちらからでも印刷・ダウンロードできます。→