第164回 もう一つの戦い by泉佐野のアニキ

 ここ最近、コラムの更新が不安定になっていました。本当に申し訳ありません。花園観戦を中心に、勤務を組んだために自分で自分の首を絞める結果になってしまいました(ただ単に、飛び飛びで休みになりHPの作業を行う時間が無かっただけ・・・)。

 その全国高校ラグビーは、常翔学園(大阪第1)が御所実(奈良)を17−14で下し、大工大高から校名変更後初の優勝を飾りました(17大会ぶり5度目)。今回のコラムは、ラグビーヲタク!?の年末年始奮闘記をお送りします。

 右手にある紙面は、目ん玉スポーツ2012年12月28日付けの高校ラグビー面。26日の編集作業終了後、同僚デスクFに「あした花園で、ウチの娘が試合するねん。Fはアマチュアデスクやろ、娘の写真と記事を載せてくれよ。写真報道局には話をしてあるから、写真は撮ってくれているはずや。俺は、あした花園に行くから休みやねん頼むで」と一言残し編集局を出ました。完全に紙面を私物化しているなぁ〜と思いながらも、スペースの都合で掲載されないやろなぁ〜と覚悟しながらの帰宅でした。

 そんな私の思いとは裏腹に、Fデスクは奮闘してくれました。「この写真、Nの娘なんですわ。小さくても使いますよ」と当日の紙面総括の編集局次長に話を持っていってくれました。そうすると、局次長も「本当か。それなら使ってやれ」とGOサイン。そうすると、その日の運動部デスクのHも「共同とか、原稿来たら出しますね。もし原稿が来なければ、ボクが書きます。ぜひ、載せましょう!」と全面バックアップ。

 以前このコラムに度々登場していただいた、T部長も「えとき(写真説明の事)はキッチリ書いてやれ!フルネーム、学校名、学年もすべて書いてやれよ記念になるからな」とサポートしてくれたそうだ。

 目ん玉スポーツ編集局が一丸となって、美咲の写真を掲載してくれた。本当にうれしかった。

 さぁ次は、私が頑張る番だ。

 年明け2日の正午には出勤しラグビー大学選手権を編集局で観戦(写真左下)。この日のアマチュア面担当デスクもFだった。そのFにラグビー面は俺が作るから任せろ!と仕事を強奪し、岬ラグビーOBの東海大キャプテン阪本選手をデカデカと扱う準備を整えていた。

 ところが死闘の末、筑波大に逆転負けを食らい私の意図とは正反対の紙面を作ることになってしまいました(写真右上)。

 よぉ〜し、次はシンタロウとタイチが頑張っている高校ラグビーや。翌日3日は私がアマチュア面担当デスク。さすがに島根代表とはいえ、4強に進出したら大きく扱う。気合入れて智翠館の紙面を作るぞ!と燃えていた。

 ところが、智翠館も姿を消してしまった。今年、本厄やからかなぁ〜

 残念ながら、岬ラグビーOBの勝ち紙面は作れなかった。それでも、運動部に「智翠館は監督のコメントだけでなく、雑感(短い記事)を出してくださいね」と要求。なんとか忽那キャプテンの顔写真も掲載できた。一応やるだけの事はやった。

 今月15日に開幕する「オーストラリアン・ユースオリンピック・フェスティバル」。岬ラグビーからは、シンタロウとミサキが7人制ユース日本代表として参加する。7人制ラグビーは18、19日の2日間行われ、日本の他に地元オーストラリア・中国・南アフリカ・トンガが参加を予定している。

 恐らく、この大会は目ん玉スポーツでは扱わないだろう。しかし他のメディアでは扱うところもあると思う、ぜひ結果を残して「岬ラグビー」と「7人制ラグビー」をアピールして欲しいと思う。

 最後に島根県の地元紙「山陰中央新報」では、智翠館ラグビー部4名がデカデカとカラー写真付きで報道されていました。

 オーストラリア代表チームの動画です。ユースレベルでは、どんな結果が待っているのでしょうか?楽しみです。