第153回Road to Rio de Janeiro2016

花園セブンスセレクションマッチ by泉佐野のアニキ

 泉佐野のパパさんが執筆してくれている「がんばれ女子ラグビー!」のスピンオフ企画として誕生した「Road to Rio de Janeiro2016」が半年ぶりの登場です。2016年ブラジル・リオデジャネイロオリンピックから五輪競技に採用された7人制ラグビー。岬ラグビーのホームページ掲示板でも伝えられていますが、男子7人制ラグビー日本代表キャプテンは、岬ラグビーOBであるクボタスピアーズ・四至本選手が務めています。現在行われている、日本代表ワールドカップ セブンズ2013アジア地区予選直前合宿には高校生で唯一人、岬OBの石見智翠館2年生・本田晋太朗君が招集されています。17歳の為にシニアの代表入りは不可能ですが、桜のジャージを目指して頑張っています。岬ラグビーのみんなも先輩達を目指して練習を頑張ろう!
 ■男子7人制日本代表「ワールドカップ・セブンズ2013アジア地区予選」
                                  直前合宿参加メンバーはこちら→http://sevens.rugby-japan.jp/japan/2012/id16341.html

 先週末には、「第16回セブンズアカデミー(女子)」が行われ、石見智翠館女子ラグビー部から4名(2年生3名と1年生1名)が招集されました。
 ■参加者リストはこちら→http://sevens.rugby-japan.jp/olympic/2012/id16311.html
 ■セブンズアカデミーの模様はこちら→http://sevens.rugby-japan.jp/olympic/2012/id16351.html
 ミサキは、今年の1月に行われた「第10回セブンズアカデミー」、3月の「セブンズアカデミー香港遠征」以来の招集。本人は「フィットネスに自信ないわ〜」と弱気な発言を繰り返しながら東京に向かいました。次のアカデミーにも招集されるのか?親としては、気になるところです。

 今回は10月14日、福岡・グローバルアリーナで行われたトップリーグ・サニックスブルースvs東芝ブレイブルーパスの前座試合の模様をお送りします。この試合は、年末に近鉄・花園ラグビー場で行われる全国高校ラグビー開会式直後の女子セブンスエキシビションマッチのセレクションを兼ねた一戦となりました。

 石見智翠館女子ラグビー部の相手は福岡レディース。試合は福岡が先制トライをあげ、智翠館が追いかける展開になりました。男子同様、ひたむきな智翠館ディフェンスが福岡のアタックをことごとく封じ、逆転勝ちにつなげました。最終スコアは26-5。

 右にあるYouTube動画は、智翠館女子ラグビー部1年生のお母さんが、昼間グローバルアリーナで撮影し帰阪、お父さんが超高速処理で即日アップをしてくれました。ボクは当日、仕事だった為に本当にありがたかったなぁ〜。最終版の締め切り直後に早速見せていただきました。目ん玉スポーツ編集局内で「イケェ〜」とか「ウ〜ッ」とか「何でやねん〜」とか叫んで、このオッサン何を興奮してんねんと若い連中からの視線をたくさんもらいました(笑)。

 Facebookでも女子ラグビーに携わる方がシェアしているので、この動画は智翠館女子ラグビー部にとって最高のプロモーションビデオになるのではないでしょうか。



試合前のドレスチェック

ウォーミングアップ。気合がはいります
先制トライを許した直後、智翠館の反撃。ラックからパスアウトするのは2年生・平田選手

平田選手からのパスを受けたミサキ。ビッグゲインを魅せたものの・・・

攻守にわたってフォワードをけん引した2年生・福島選手

コンバージョンを狙う智翠館2代目キャプテンの2年生・藤埜選手

創部2年目を迎えた石見智翠館高校女子ラグビー部。福岡レディースに昨年のリベンジを果たしました

 今回の写真は2年生を中心に構成しましたが、今後1年生も紹介していきたいと思っています。4月に埼玉・熊谷で行われた選抜大会以来の智翠館女子のファーストジャージ。このジャージが全国制覇を成し遂げる日は、そう遠くはないはずです。応援よろしくお願いします。

■女子7人制日本代表■
 「ワールドカップ・セブンズ2013 女子アジア地区予選」は、大会最終日の10月7日にトーナメント戦が行われました。日本は準々決勝でタイを12−5で倒したものの、フィジーとの準決勝に7−31で敗れ3位決定戦へ。来年6月末にロシアで開催されるワールドカップ・セブンズの女子アジア枠は「3」、カザフスタンとの3位決定戦にすべてをかけました。日本は17−7でカザフスタンを撃破し、2013年ワールドカップ・セブンズの出場権を獲得しました。
■セブンズアカデミーとは■
 シンタロウとミサキが参加している「セブンズアカデミー」とは、ラグビーワールドカップ2019日本開催の決定、2016年五輪での7人制ラグビーが実施競技に正式決定したことを受け、ジュニア、ユース世代(小学生〜高校生)から世界と戦える可能性を秘めたタレントを発掘し、育成・強化に取り組む活動として始まった事業、世界基準の「識別」プログラム。