第47回 高校探訪その5 東海大附属仰星高校ラグビー部 by今坂

しばらく途絶えていた高校探訪シリーズ。
お待たせしました、東海大仰星ラグビー部です。
これまでと違い、今回は実際に今高2でお世話になっている今坂悠馬の父親今坂コーチに取材してもらいました。

東海大附属仰星高校ラグビー部
・1984年創部
・1992年に花園初出場
 99年初優勝達成
 06年に2回目の優勝を果たす。
現在までに出場11回。優勝2回、ベスト4進出2回、の実績を残す。
卒業生にはテストマッチ最多トライ世界記録を持つ大畑大介や吉田朋生、正面健司ら多数の日本代表を輩出している。

東海大附属仰星高校の正門

・現在の部員数
 87名、マネージャー5名
・年間試合数は公式戦25試合前後
 練習試合が30前後(Aチーム)
・チームのポリシーやスローガンをお聞きしたところ
特別そういった物は作らないとのことでしたが強いて挙げれば
「信頼=責任の全う」
と答えてくださいました!
・目標=全国制覇!
岬ラグビーと仰星の関わりは19期の谷野君から始まります。
谷野君は06年2回目の優勝メンバーで翌年の全国大会のポスターにもなり、岬ラグビーに初めて全国制覇の足跡を残してくれました!
その後22期の加藤、24期の今坂と続きます。
悠馬が入学して早1年半

土井監督は創部と同時に就任、湯浅コーチは99年初優勝時のキャプテンで監督の信頼は絶大で私は日本一のコンビだと思います。


 
土井先生と土井塾のメンバー達



 先生の奥様の手料理で舌鼓!

私が仰星の練習を初めて見て一番驚いたのはとにかく3年生がよく働くこと!練習後も真っ先にトンボをかけ、一年生試合でもウォーターボーイをしてるのは3年生。
試合後や学校の廻りのゴミ拾いなども3年生が率先して行う!それを下級生が見習う!
命令口調でえらそうにすることもほとんどありません。
それは監督やコーチも同じで私がイメージしていた体育会系の縦社会とはまったく別物でした!
仰星ラグビー部28年の歴史の中で脈々と受け継がれる良き伝統なのだろうと思います。
最後に通称土井塾のことを書きたかったのですが、あまりに反響が大きく、今現在申し込み多数のためその対応に四苦八苦しているのであまり詳しく書かないでくださいと言われてしまいました。

でも少しだけ書きます。
今年の4月、入寮の日ちょうど監督がおられず奥様から寮則などの説明を受けたのですが、起床時間や就寝時間などの細かい規則は特に設けません。あくまで本人の自主性に任せます、そうじゃないと仰星のラグビーでなくなってしまいますから、と言われました!「自主性!」
これも仰星ではよく聞く言葉です。
一人一人が本気で全国制覇を目指し
監督やコーチから強要されるのではなく、
自分で考え、自分達で話し合い、楽しみながら練習も試合もする。そして監督やコーチが確固たる自信と信念を持って子供達を導く強いはずです!
息子を無理してでも仰星に行かせて本当に良かったと思っています!



去る9/25 小学部のメンバーが仰星で練習させてもらいました。



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私たち目覚めちゃったかも!?